しつけを始める前にいくつか飼い主が理解しておきたい事があります。
これをあらかじめ頭に入れておきトレーニングするのと、しないのでは大きな差が出ます。
トレーニングにはある程度の時間と根気が必要です。
しかし
コツさえ掴み上手くトレーニングを行えば短期間でどんどん成長して行きます。
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犬は飼い主の言う事をしっかり聞こうとします。
トレーニングについては真剣にお覚えようと向き合ってくれます。
どうせしつけをするなら効率良く行いましょう。
以下で、しつけを始める前に覚えておくべき事を解説しています。
是非参考にしてみてください。
指示語の統一は、出来たら褒める言葉や間違えた時に発する言葉です。
例えば、「良い子」「ちがう」 、「Good」「No」などです。
「お座り」「お手」「伏せ」も統一しておきましょう。
家族で飼う時も同じように統一させる事が大切です。
普段は「お座り」と指示していたのに、突然「シット」などと英語で指示すると犬は混乱してしまいます。
当然ですが、怒られると飼い主の事が怖くなってしまいます。
失敗する度に怒鳴られていると、びくびくして緊張してしまい更に上手く出来なくなります。
怒らず気長に覚えるまで愛情を持ってしつけて行きましょう。
犬は失敗すると自分でも分かり、自信がなくなってしまいます。
まずは簡単なしつけから初めて出来たら沢山褒めてあげましょう。
成功すると褒められる=良い事が起きると理解させる事が大切です。
しつけを失敗で終わらせると犬が失敗で終わっても良いのか。
と最後までやり遂げる事をしなくなります。
必ず行ったしつけは成功させてから終わりにしましょう。
最後に成功したら思い切り褒めてあげて下さい。
これが次のトレーニングへのモチベーションに繋がります。
犬は人間ほど集中力がありません。
長時間トレーニングをしていると飽きてしまいます。
1日のトレーニングは長くても10分程度。子犬の頃なら5分程度と時間を決めて行いましょう。
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日常生活で、役に立つしつけを犬に覚えさせると生活が楽になります。
家に人が訪れて来た時に興奮して飛びついて行かない様に「座れ」を覚えさせれば訪問客に迷惑がかかりません。
散歩中に、リードが切れてしまった場合、「待て」を覚えさせていれば急な飛び出しで事故から回避ができます。
知らない犬が近づいて来た時に「おいで」を覚えさせておくと、思わぬトラブルも回避できます。
このように日常生活で、飼い主と犬が共通の言葉を持っていると、犬を事故から防ぐ事が出来ます。
飼い主と、犬との基本的な会話は「座れ」「待て」「おいで」「よし」などです。
しかしこれらの言葉はあくまでも基礎であり共通の言葉を作ろうと思えばいくらでも作れます。
新しい言葉やしつけを覚えたら
ご褒美が貰えたり、褒められると犬が分かると言葉や新しいしつけを無限に覚えて行くでしょう。
この時に、焦らず、むきにならず、ゲーム感覚でしつけて行く事が大切です。
飼い主も是非楽しんでしつけを行って下さい。
大好きな飼い主が楽しんでいる事は犬にも伝わります。
飼い主の喜ぶ顔を見るのが大好きなのが犬です。
楽しんで一生懸命トレーニングして行けばどんどんお利口な犬に育って行くでしょう。
まとめ
【 しつけを始める前に 】
・指示語は統一する
オスワリやシット、スワレなど同じ行動で何種類の言葉も使わない。 家族間でも注意する
・難易度の低い順からトレーニングする
この時に難易度が高ければ高い程、良いご褒美をあげて行く
・必ず成功させてから終わらせる
犬に中途半端でも褒められると勘違いさせない事
・しつけ時間は1回10分以内 特に小型犬は集中力は低い
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