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(トイプードルのカットについて)
(トイプードルのカットについて)

トイプードルのカットは、主に2種類!

 

様々なカットを楽しめるトイプードル。

 

そのカットスタイルは、大きく分けて種類あります。

 

ひとつは、ドッグショーにも参加出来る「ショークリップ」で、正統派カットと言われるバリカンで刈り込みを入れた独特なカットです。

 

もう一つは一般的な「ペットカット」

 

テディベアのような思わず抱っこしたくなる、もこもこなカットが印象的です。

 

この二つのカットの由来や、特徴を詳しく解説していきます。

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ショークリップ

(ドッグショーにも参加できるショークリップについて)
(ドッグショーにも参加できるショークリップについて)

▼プードルカットの由来


 

正統派と呼ばれる、バリカンで刈り込みを入れた独特なカット。

 

昔、プードルは打ち落とした水鳥の運搬犬として活躍していた事から、水の中で動きやすいようにと被毛をカットされました。

 

また水温から身をまもる為に、関節と心臓周りは毛を残したのがこのカットの始まりです。

 

やがて、フランスの貴婦人達のアイドル犬になった事から、犬の美容師が大勢誕生しました。

 

トリマーという職業は、プードルが発祥という事になります。

 

▼ショークリップとは?


「ショークリップ」とは、

ドッグショーに参加出来るカットの事を言います。

 

JKC(ジャパンケネルクラブ)が定めるプードルのショークリップは、

 

・コンチネンタル・クリップ

・イングリッシュ・サドル・クリップ

・パピークリップ(生後12ヶ月以下)

 

の3種類があります。

 

▼それぞれの特徴


プードルでは、クリップを施した状態が犬種のスタンダードとなっています。

 

ショークリップを施す事で、

高貴さが際立ちます。

 

3種類のショークリップの特徴として、

 

それぞれの特徴は、

 

・コンチネンタル・クリップ・・・足先を刈り、腕輪の毛(ブレスレット)を残した仕様。

 

・イングリッシュ・サドル・クリップ・・・後ろ足に2本の刈り込み部(バンド)を入れる仕様。

 

・パピー・クリップ・・・顔、足、尾の基部を刈り込む仕様。

 

となっています。

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JKC(ジャパンケネルクラブ)が定めたトイプードルのスタンダード

(JKCが定めるトイプードルの標準とは?)
(JKCが定めるトイプードルの標準とは?)

※JKCが定める標準を一部修正、加筆済み。

・頭部(ヘッド)


【スカル】

ほどよく丸みを呈しているがしっかりしている。

 

【目】

両目は適度に離れて付き、形はアーモンド型。

大き過ぎではない。

 

【唇】

引き締まっている。

 

【耳(イヤーズ)】

耳は目の高さ、または目よりもやや低い位置に付き、頭部にぴったりと沿って垂れ、耳は厚い。

耳朶(みみたぶ)は長く、幅広く、豊富な飾り毛に覆われている。

 

・胸(チェスト)


深く、適度に幅広い。

胸を張っているような歩き方。

 

・四肢(リムズ)


【前肢】

十分な骨量と筋肉を持ち、肘から真っ直ぐに伸びる。

長い脚が特徴的。

 

【肩(ショルダーズ)】

十分傾倒している。

 

【足(フィート)】

小さく丸く引き締まっている。パッドは強固である。

細いがしっかりしている。

 

【歩様(ゲート/ムーブメント)】

健全で、自由な軽い動きで十分な推進力がある。

軽快なリズムをとり身軽に歩く。

 

・習性/性格


利口で活発的。

さらに飼い主に従順。

活動的な行動をとる。

 

・一般外観


菱型な体構でよく整っている。

優雅な容姿に気品に富んだ風貌をしている。

 

刈り込みヘアが一般的でより一層トイプードル独特の威厳を高めている。

 

プードルの特色であるクリップ(スタイル)により多少の個体差が出る。

しかし、表現は知的であり、より優雅で気品を発揮しなければならない。

トイプードルのサイズの種類は4種類

(4サイズを知ろう)
(4サイズを知ろう)

JKCが定めているトイプードルのサイズは全部で4種類です。

 

従来の

 

スタンダード

ミニチュア

トイ に加えて、2004年にはミディアムサイズが採用されました。

 

スタンダードとトイではサイズが大きく異なります。

 

しかし、同じ犬種であり容姿も同じです。

 

日本では、トイサイズが圧倒的に人気があります。

 

飼育頭数が多い順では、

 

・トイ

・スタンダード

・ミニチュア

・ミディアム となります。

 

体高サイズ

プードルには4つのサイズが認められています。

それぞれ体高によって区切られています。

 

最も小さいサイズがトイプードルです。

 

中には、ペットショップやブリーダーでトイプードルより更に小さな、

 

「ティーカッププードル」などが売られている事がありますが、

 

あれらはJKCではプードルとして認められていません。

 

プードルの体を極端に小さくする事は健康面を考えても良い事はありません。

 

ティーカッププードルの購入を考えている方はそのリスクを十分理解しておきましょう。

 

【スタンダード】

45~60cm

(+2cmまで許容範囲)

 

【ミディアム】

38~45cm

 

【ミニチュア】

28~38cm

 

【トイ】

24~28cm

(理想は25cm。-1cm間まで許容される)

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