トイプードルは抜け毛が少なく、お手入れが楽というイメージが強くありますが、厳密に言うとトイプ―ドルは細い巻き毛が密集して生えている為、毛が抜けても落ちてこないのです。
しかし、毛が落ちないからと言って毎日のブラッシングを怠ると、毛玉が出来たり皮膚トラブルを起こしてしまいます。
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まず、ブラッシングを嫌がらないようにする為に、普段の遊びの中で足に触れたり、お腹を撫でたりと、体に触れる事に慣れさせる事が大切です。
トイプードルのブラッシングには、スリッカーブラシを使います。
最初はお尻や後ろ足など、
顔から出来るだけ離れた箇所からブラシを当てていきます。
抱っこをし目を合わせて「イイ子だね」と褒め、安心させながら当てましょう。
このように毎日少しずつ時間を延ばしていけば、徐々にブラッシングの気持ちよさに気づき、お手入れの時間を楽しみにするようになるでしょう。
トイプードルのお手入れは、
家に来て早々お手入れ三昧では、犬も恐怖心が沸いてしまい受け入れる事が出来ないでしょう。
ある程度信頼関係が出来たら、
犬にとってストレスにならないペースで少しずつお手入れの種類を増やしていきます。
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スリッカーブラシを使う際、
強い圧力をかけてしまうと犬が痛がるので、軽く優しく当てるようにしましょう。
毛を掻き分けてブラシを当て、引っ張る時に力を入れます。
皮膚を傷つけないように、平行に当てましょう。
毛先から始め、徐々に中間、最後に根元の方からとかしていきます。
しっぽは表と裏を、背中に向かってとかしていきます。
足は手で持ち上げながら、
しっぽと同様、表と裏をまんべんなくとかします。
お尻はカーブに沿ってブラシを滑らせましょう。
胴は上から下へと、とかしていきます。
耳と脇の下は、とくに毛玉が出来やすい部分です。
毛玉が出来ている場合は、
スリッカーブラシで被毛お前後左右にほぐし、その後に上から下へととかすと上手くほぐれるでしょう。
内股は毛が柔らかい為、
ブラシではなくコームを使うようにしましょう。
コームの端を持ち、目の粗い部分でとかします。
喉はとてもデリケートな部分です。
頭を動かさないようにしっかり押さえ、毛並みに沿って優しくとかしましょう。
嫌がる頭のブラッシングは最後にします。
頭の毛は柔らかいので、
頭を固定しながらブラシの角を使って優しくとかしましょう。
スリッカーブラシで全て終えたら、コームで仕上げましょう。
皮膚に対し垂直にコームを差し入れ、そのまま角度を保ちながら毛の抵抗感がなくなるまでとかし、毛並みを整えます。
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