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柴犬のしつけ方

柴犬(しばいぬ)とは

柴犬(読み方は「しばいぬ」)は、飼い主に従順な日本古来の犬種です。

 

素朴だけど野性的な力強さも持ち合わせている犬種です。

 

柴犬は日本の犬種では「小型」に分類されていますが、洋犬の中では中型犬とされています。 場所(ホテルやサロン)によっては大型犬に部類される事もあるようです。

 

現在天然記念物にも指定されている柴犬。

 

ここでは柴犬の飼い方やトレーニング方法、病気の事などを解説していきます。

 

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柴犬の特徴と性格

柴犬の性格について

柴犬は、もともとは山に入ってウサギや鳥などの狩りをしていた犬です。

 

日本古来のマタギの良きパートナーとして活躍していました。

 

狩りをしていた犬なので素早い判断能力でどんな状況にも適応します。

 

飼い主に非常に忠実ですが、べたべたとした甘えを見せないクールな一面も持っています。

 

狩猟犬だった事もあり大胆な性格をしている子もいて、攻撃性の強い場合もあります。

 

警戒心と縄張り意識が強いので知らない犬や人に吠えてとびかかる場合がありますので注意しましょう。

 

飼い主には非常に忠実ですが知らない人や犬に対しては警戒します。

利口で勇敢な事から番犬としても役に立ちます。

 

外見の特徴は、

 

・短毛で耳が立っている

・尾が巻いている(個体により左巻き、右巻きなど様々)などがあります。

 

被毛の色は、

赤・茶・ごま・白・黒などがいて、

トップコート(真っ直ぐでハード)とアンダーコート(ソフトでウェーブがある)の二重被毛です。

柴犬の基本データと一口メモ

原産国:日本

体重:9~11キロ(オス)7~9キロ(メス)

体高:38~40センチ(オス)35~38センチ(メス)

毛色:ブラック&タン、レッド、シロ&ブラウン等

運動量の多さ:4

抜け毛:5

吠えやすさ:3

しつけの難しさ:3

人気:3

価格:3

散歩時間:20~40分

寿命:12~16歳

 

柴犬の一口メモ

病気に強く、日本古来の犬だけあって日本の気候には強いです。

知的で自己判断がしっかりできます。

 

抜け毛は非常に多いのでブラッシングをしっかりしてください。

毛の生え変わりは年に2回です。

柴犬が気をつけたい病気

膝蓋骨脱臼

アトピー性皮膚炎

認知症

進行性網膜萎縮

 

・体は強く頑丈です。特有の病気はありません。

柴犬の歴史

柴犬は昔から日本、本州各地で飼育され山などでの猟犬として飼育されて来た犬です。

主に鳥(キジなど)や野ウサギをハントする事に役立っていました。

 

住んでいる地域により、

・信州の川上犬

・保科犬

・戸隠犬

・美濃の美濃柴

・山陰の石州犬、

・因幡犬 として細分化されていました。

 

柴犬の歴史をさかのぼると、縄文時代に繋がります。

 

縄文時代から柴犬は人と一緒に住み、人と猟をこなしてきたのです。

貝塚などの遺跡からは柴犬と見られる骨が200本以上見つかっているのがその証拠になります。

 

埋葬方法も人の手によって行われているので、良きパートナーとして扱われていた事が分かります。

 

中には人とともに埋葬されている場合もあり、柴犬がいかに大切にされて来たかが分かります。

 

縄文時代に生きた柴犬の祖先は、この時代では「縄文犬」と呼ばれていました。

 

多くは柴犬系であり現代よりも小型ですが、現代の柴犬の「大きな牙」や「狭い額」などの特徴を残しています。

 

柴犬の遺伝子は様々な犬種が枝分かれして構成されています。

 

例えば下記の犬種の遺伝子が混じっています。

 

・アジアスピッツ(柴犬や秋田犬など)

・ハイイロオオカミの子孫

・青舌マスティフ(チャウチャウなど)系

・ハウンド系

・北極スピッツ系など

 

現在、柴犬と言えば、大多数は「信州の柴犬」を指しています。

 

しかし、信州柴犬の原産国は信州地方ではありません。

 

信州柴犬の歴史は、

昭和初期に柴犬を守る為に保存運動が行われた事が関係しています。

 

当時、石号(島根)とコロ号(四国)を交配して出来たのがアカ号と呼ばれ、

 

その子孫が長野県に移入して繁殖した犬をベースとして信州柴犬が誕生したのです。

柴犬を飼う

柴犬を飼い始めたら、

飼い主に義務が生じます。

 

厚生労働省が決めている飼い主の義務は下記の3点です。

 

忘れずに、それぞれ早目に手続きをしましょう。

☑現在居住している市区町村に飼い犬の登録をする

移住している市区町村で登録します。

 

引っ越した場合、引越し先の市区町村で登録をし直す必要があります。 

 

▼窓口

「環境登録課」「生活環境課」など市区町村により名前が異なります。

市区町村の役所の受付で「飼い犬登録」をしたいと確認しましょう。

 

原則として、犬を飼い始めてから30日以内に届け出をします。

 

▼価格

鑑札 (登録時に証明証として交付されます)として3,000円程度かかります。

☑飼い犬に年に1度狂犬病予防注射を受けさせる

生後91日以上の犬には狂犬病予防の接種を早めに受けさせます。

これは季節は関係なく動物病院で行ないましょう。

 

その後は年に1度の予防接種で免疫を補強させます。

 

▼時期

年に1度の狂犬病予防接種は、

市区町村で狂犬病予防注射済票交付申請を行ない、4月~6月に受けます。

 

または動物病院で受けます。

 

▼価格

3,000円~15,000万円前後

☑犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着する

犬の鑑札・・・

犬の登録を市区町村にしに行くと貰えます。

 

注射済票・・・

狂犬病予防注射の接種を受けたら貰えます。

 

犬の鑑札と注射済票は登録された犬、

または狂犬病予防注射を受けた証明なので犬に装着しておかなければなりません。

 

鑑札には登録番号が記載されているので、

もし犬が迷子になっても鑑札を装着していれば飼い主の元に戻って来やすくなります。

 

首輪などに装着しておくと良いでしょう。

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