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ポメラニアンとは
ポメラニアンについて解説して行きます。
とてもかわいいポメラニアンですが、その生態やルーツはあまり知らない人が多いです。飼う前にポメラニアンと言う犬種のあれこれを理解しておきましょう。意外な事実が分かるかもしれません。
ポメラニアンのルーツ
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・歴史 |
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ポメラニアンのルーツはスピッツ系と言われています。
そのため、スピッツの特徴である鼻や口が尖ったポメラニアンも存在します。
ポメラニアンの顔は、
くしゃっとまとまっている(尖っていない)ほうが良い
とされています。
祖先であるスピッツはドイツ語で「尖った、鋭利な」などの意味合いを持ちます。この為、ポメラニアンにも顔が突き出ているような顔の犬が存在するのです。
ポメラニアンの顔は大きく2種類に分けられます。
タヌキ顔とキツネ顔です。
タヌキ顔の特徴は目が大きく口が尖っておらず、鼻が潰れています。
スピッツ系の祖先は、もともとソリを引いたりカモシカ狩りなどを仕事にしていました。ポメラニアンもその血を引いているので、カモシカ狩りや、ソリを引くことが得意かと言うと、全くその能力は皆無です。
ポメラニアンはただただ、可愛がられる愛玩犬として存在しているのです。
ポメラニアンと言う名前の由来
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ポメラニアンと言う名前の由来はどこから来ているのでしょうか。
カタカナなので日本ではなさそうです。
この名前の由来は
バルト海南岸のポメラニアン地方と言う名前から来ているのです。
バルト海とは北ヨーロッパに位置する地球海の事です。
バルト海はスウェーデン、フィンランド、ロシア、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、ドイツ、デンマークなどがある場所に位置しています。
バルト海南岸のポメラニアン地方の名前がポメラニアンと言う名前の由来
であればポメラニアンは元々ヨーロッパの犬だったと言う事でしょうか。
答えはその通りです。
ポメラニアンはヨーロッパのドイツで誕生した犬で
ポメラニアン地方では多くのポメラニアンが飼われていたのです。
想像するだけで行きたくなりますね。
ちなみに現在のポメラニアン地方は昔と異なりほとんどがポーランドで一部がドイツになっています。
ドイツで
もともとスピッツ系の中型犬のジャーマン・スピッツのような犬などを改良して小型化したのが現在のポメラニアンになっています。
その為、現在の日本ではポメラニアンと言う名で親しまれているが多くの国では小さなスピッツと呼ばれています。
ポメラニアンの流行
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ドイツの一部で品種改良され多く可愛がられていたポメラニアンがどのようにしてここまで世界中に広まったのでしょうか。
ポメラニアンは17世紀にドイツに行った王族により広まったとされています。
ポメラニアンに一目ぼれした王族が持ち帰り、多くの王族がポメラニアンを飼うようになったのです。
王族がポメラニアンを愛玩犬として可愛がるようになり、いつしかポメラニアンは市民の憧れになって行ったのです。
そして、かのビクトリア女王がポメラニアンをとくに可愛がり、
より小さくするよう繁殖させて一斉にポメラニアンの名前が有名になったのです。
このビクトリア女王は大の愛犬家として知られています。
ビクトリア女王はイギリスの女王で17世紀にはポメラニアンはドイツからイギリスの王族までに知れ渡るようになっていたのです。
当時のポメラニアンは現在ほど、毛色が多くなくほとんどがホワイトでまれにブラックポメラニアンもいたと記されています。
ビクトリア女王はポメラニアンの繁殖を熱心に重ねレッドのポメラニアンを飼っていたのです。ビクトリア女王の活動により様々な色のポメラニアンが誕生したとされる説もあります。
現在のポメラニアンの毛色は
ブラック、ホワイト、レッド、ブラウン、オレンジ、チョコレート、クリーム、ブラック&タン、セーブル、ブラウン&タン、スポット、ブリンドル(虎毛)、ゴールドホワイト
などが確認されています。
ポメラニアンの特徴
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ふわふわの被毛で愛おしい瞳と愛嬌のある性格で世界の人気犬。
甘ったれだが気が強い面もあります。
ポメラニアンは昔から愛玩犬として室内犬として可愛がられて来た犬でくるくる変わる可愛い表情も人気の秘密です。
極めて活動的で好奇心旺盛。
そしてとても騒がしくいたずら好きな犬です。
子犬の頃から社会化を怠ると、もともと臆病で警戒心が強い犬なので
噛んだり思わぬトラブルを起こしてしまう犬になってしまいます。
子犬の頃から充分に愛情を与え、立派なポメラニアンに育ててあげましょう。
飼い主の言う事は良く聞き素直な性格の犬種です。
【ポメラニアンの基本データ】
・原産国:ドイツ
・体重:1.3キロ~3.6キロ
・毛色:オレンジ、ブラック、ホワイト、クリーム等(毛色の数は犬の中でもトップ数)
・運動量の多さ:3
・抜け毛の多さ:5
・吠えやすさ:5
・しつけの難しさ:2
・人気:4
・価格:4
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ポメラニアンの一口メモ
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ストレスが溜まると、家の中を無駄に走り回ったり
無駄吠えをしたり、ごみ箱をひっくり返していたずらしたり、おしっこを色々な所にしたりします。
甘えん坊なのでお留守番をさせるのは、徐々に慣れさせてからにしましょう。
フワフワの被毛を保つためにブラッシングは毎日を推奨しています。
定期的にもトリミングにも連れて行く必要があります。
飼い方
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ポメラニアンの飼い方を解説します。
詳しくは下記を参照にして下さい。
・ポメラニアンの食事は1日2回
ドッグフードのみで大丈夫です。
・水をよく飲むので常に新鮮な水を与える
室内に水入れを置いとくとすぐに埃が入ります。ポメラニアンが口を付けたらその都度新しい水に変えてあげるのがベスト。
・運動が大好きなので毎日散歩をしましょう
1回10分程度で大丈夫です。
・太りやすい体質
食いしん坊なので人間が食べている物を欲しがりますが、与えないでください。虫歯や肥満の原因になります。
・留守番は苦手だが慣らして行く事で可能になる
甘えん坊なので始めは留守にしているとクンクン泣きます。適応力が高いので慣れると平気で留守番
が出来るようになります。
まとめ
・ポメラニアンのルーツはスピッツ系
祖先は、
サモエドと言う大型犬の説もある。 サモエド元々ソリ犬であった。
自分の意思で状況判断をし 行動していた為、その血が混じっている
その為ポメラニアンも自立心が強いとされる。
・改良を重ねてより小型になっていった
英国のビクトリア女王が広めたのは有名な話。
ただし当時は13~14キロの体重であったとされる。 そこから改良を重ねて行き今の姿になった。
カラーが多いのはその時に他の犬種が混じったからとされている。
・ポメラニアンは貴族に可愛がられていた愛玩犬
貴族に愛された球、庶民のあこがれであった。 後にポメラニアンブームになるのはこの為でもある。
・発祥はポメラニアン地方(ヨーロッパ)
原産国はドイツ。 スピッツ系、サモエド系の2種類が祖先とされている。
現在は小さいスピッツとして分類されている。
・イギリスのビクトリア女王が広めたとされているが...
実際にはビクトリア女王の祖母もポメラニアンを寵愛し 広めるに一役買っている。との説も
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