犬の社会化が上手く行かないと他人や他の犬を怖がったり、噛みついたり外出先で思わぬトラブルを起こす事があります。
すぐに吠えたり、人や犬が近づくとうねりを上げてすぐに噛みつく犬は、充分な「社会化」が出来ていないからです。
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犬にも社会化の適齢期があります。
この時期を逃すと噛みついたり、
他人を怖がったりするようになります。
社会化のコツは意外と簡単です。
必要な時期に、
・知らない犬と遊ばせる
・他人と触れ合わせる
・車や自転車、草木や外の空気を感じさせる
上記の3点を行えばどんな犬でも上手に社会化が可能になります。
この時期は素直になんでも受け入れる時期です。
生後3~12週間の間に人間や犬、社会に慣れさせましょう。
犬を飼う時は生後3週間の時は迎えいれては行けません。
この時期は親犬と過ごす大切な時期です。
産まれたばかりの犬を親から離してはいけない理由はここにあります。
人に慣れさすのは4週間を過ぎた辺りからにしましょう。
家に子犬が来るのもこの頃からでしょう。
生後、間もない犬は免疫力がなく他の犬と遊ばせるのは危険です。
ワクチンが済んでから他の犬と遊ばせましょう。
しかしワクチン接種まで社会化するのを待っていると、社会化適齢期を逃してしまいます。
その為、散歩させずに抱っこをして外に連れて行ってあげましょう。
抱っこして散歩する為、
地面にある排泄物等が原因で病気にもかかりません。
外に連れて行き、色々な犬がいる事と、車や自転車、人に慣れさせましょう。
犬は聴力が優れています。その為、大きな音の出るものに反応します。
例えば、掃除機、固定電話、インターホン、ドライヤーなどが挙げられます。
特に掃除機は大きな音を出して部屋を移動するので敵とみなす事があります。
固定電話も大きな音が突然鳴るので驚いて電話が鳴るたびに吠えます。
これらに慣らさないと固定電話の場合は相手の声が聞き取りにくくなるので注意が必要です。
インターホンは誰か人が来る物だと犬もその内認識するので興奮します。
風の出る、ドライヤーやエアコン、ストーブも興奮する場合があります。
社会化適齢期に充分慣れさせて下さい。
・褒める事とご褒美
こちらをうまく使いしつけましょう。
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家族以外の人に慣れる事も大切です。
男性、女性、おじいちゃん、おばあちゃん、子供の女の子、子供の男の子、赤ちゃんなどです。
稀に、子供の男の子のみに吠えたり噛みついたりする犬がいるのは、社会化適齢期に充分に家族以外の人に接していないからです。
また、子供は子犬をいじめがちです。
子犬の頃に子供にいじめられると、
すべての子供が犬の敵と認識されます。
こうなると、子供を見ると威嚇したり噛みついたりするのです。
子供が犬をいじめないように注意して下さい。
まとめ
社会化の時期について
・生後3~12週間 この時期は素直になんでも受け入れる。 逆にこの時期に人、犬に触れさせないと、臆病な犬や、神経質な犬になる
・ブラッシングのブラシや歯磨きにも慣れさせる事が大切。風呂は嫌がらない程度に水に慣れさせる
・家族以外の人にも慣れさせよう
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