どんなに大切に育てていても
犬は何をするかは分かりません。
愛犬が万が一怪我をしてしまったり、具合が悪くなってしまった時に、飼い主が出来る行動をまとめています。
スポンサード リンク
犬はとても好奇心旺盛な動物で、
興味のあるものを夢中で追いかけたり、匂いをかいだり、口に入れたりします。
しかし、私たちの生活空間には、階段や段差、薬、刃物、電気コードなど、犬にとって危険なものが溢れており、放って
おくと思わぬ事故を招く事があります。
犬の行動範囲内に、口に入れてはいけないもの、触れると危険なものは置かないようにしましょう。
危険な物は引き出しなど犬が勝手に開けられない場所にしまったり、出入りして欲しくない場所にはゲートを作るなどの工夫をし、事故を防ぎます。
家庭内で多いのが食べ物での事故です。
犬が絶対に食べてはいけない物はご存知ですか?
詳しくは下記のページをご覧ください。
簡単に解説すると、
ネギや玉ねぎ、チョコレートやレーズンなどは、犬が食べると食中毒を引き起こしてしまうので、とくにキッチンへの出
入りは禁止し、リビングなどにも食べ物を置かない事が大切です。
もし食べてしまい、事故が起きてしまったらすぐに動物病院で診てもらいましょう。
事故の被害を最小限に抑える為に、飼い主が正しい応急処置を施すことがとても大切です。
いざという時に愛犬を窮地から救う為、人口呼吸や心臓マッサージ、止血などの方法をマスターしましょう。
呼吸困難に陥った際は、動物病院に連れて行くまでの間にも、人口呼吸と心臓マッサージで蘇生させる事が大切です。
犬が元気な時に、練習しておきましょう。
心臓は動いているけれど、呼吸がない場合に行います。
まず、口を開けて舌を引っ張り出し、気道を確保します。
肋骨を5秒間押し肺から空気を出したら、 犬の口を閉じ、組んだ手でマズル(犬の鼻口の尖っている部分)を包みます。
二本の親指の間から鼻の穴に6秒間息を吹き込み、肺がしぼんだらもう一度行います。
6秒で1回、これを10回繰り返します。 |
心臓が止まっている場合に行います。
まずは、口を開けて舌を引っ張り出し、気道を確保します。
ここまでは人口呼吸と同じです。
次に左胸を上にして寝かせ、前足の付け根に親指を差し込みます。
ひじの骨あたり助骨を、肩に向かって1秒に2回の速さで押し、これを20回繰り返します。 |
スポンサード リンク
骨折や出血、感電や誤飲、生活の中に潜んでいる様々な怪我の危険に素早く対応出来るようにしましょう。
犬に多いのが「骨折」です。
特に小型犬は脚が弱いので高い所から飛び降りただけで折れてしまう事があります。
事前に応急処置の方法をマスターしておけば、いざというときに落ち着いて対応出来ます。
〈手足〉
まず患部にガーゼをのせ、その上に添え木となるものを当てて包帯で巻きます。
折れている部分が動かないようにしましょう。
〈あばら骨〉 折れた骨が動かないように包帯や幅の広い布を
少しきつめに巻き、あばら骨を固定します。
運ぶ時は担架を使いましょう。 |
傷口を水で綺麗に洗い、消毒をします。
空気に触れないように、ラップで傷口を覆います。
布よりラップの方が、血液の凝固作用がうまく働き、早く血が止まります。 |
まずコードをコンセントから抜きます。
コードを抜く前に犬に触ってしまうと、飼い主も感電してしまうので注意しましょう。
犬の心臓や呼吸が止まっていたら、心配蘇生を行います。 |
犬に意識があれば、口を開けてスプーンなどで取り出します。
意識がない場合は、犬の後ろ足を持って逆さにし、ゆっくりと上下に振ります。
それでも出なければ、すぐに動物病院へ連れていきましょう。 |
・体温計
・ピンセット
・包帯
・ガーゼ
・氷のう
・氷枕
・添え木
・止血剤
・消毒液
・絆創膏
・ラップ
まとめ
犬に何かあった時にはまず飼い主が応急処置をする事になります。
上記で解説した6つの処置方法は最低でも覚えておくようにして下さい。
また
犬の事を常に気遣い、危険から回避してあげるのも飼い主の役目です。 |
スポンサード リンク