犬は手を器用に使えません。
その分、歯を使って物を噛み砕いたりします。
歯は犬にとってとても大切な物です。
人間の食べ物を与えて虫歯にしないことは勿論、口周りの病気にも気を付けましょう。
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【原因】
口内炎は口の粘膜の炎症です。
原因は様々で、代表的なの物は、糖尿病、ビタミン不足、感染症、腎臓病などがあります。
そのままにしておくと歯肉炎や歯周病になる事もあります。
口の中に炎症が出来て起こる病気なので口内炎と呼びます。
口唇炎は唇に炎症が起こる病気です。
この口唇炎は犬だけに起きる特殊な病気です。
唇をケガや、刺激物やアレルギーで怪我をしその箇所に細菌が入ると起こります。
【症状】
口内炎は口の中が腫れたりただれたりします。
嫌な臭いの原因になったり犬の場合はよだれが沢山でます。
中には食欲不振になったり微熱が出る場合もあります。
口を犬が掻いていたら注意しましょう。
口唇炎は痛みと痒みがあるので、犬はしきりに口を掻きます。
【治療法・予防法】
炎症を抑えるために口を洗浄します。
口内炎は原因を抑える必要があります。
ビタミン不足が原因なら治療後はビタミンを摂取します。
感染症が原因なら抗生物質も使います。
口唇炎は菌を倒す、抗菌性の石鹸で口をよく洗います。
アレルギーや刺激物が原因の場合は口をよく洗浄して抗菌します。
口内炎や口唇炎は日頃の注意で防げるので飼い主が気を付けてあげましょう。
刺激物なども原因となるので犬には絶対に与えないようにしましょう。
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【原因】
歯周病の原因のほとんどは歯の手入れ不足です。
しっかりと犬の歯磨きをしてあげましょう。
歯石がたまり、歯茎に炎症が起こります。歯槽膿漏は歯周炎が進行して歯の周囲に膿が溜まった状態をさします。
歯周病は歯肉炎と歯周炎を合わせた呼称です。
歯肉炎も歯周炎も食べかすが歯に残り起こる病気です。
その食べかすを細菌が食べて繁殖します。
放っておくと歯がぐらぐらして抜けてしますので動物病院で早めに治療してもらって下さい。
【症状】
口臭がひどくなります。
涎も多く垂らします。歯の黄ばみや、歯が茶色になる事もあります。
歯茎から出血もあるので気付くこともあります。
歯がグラグラすると食欲が低下して栄養不足にもつながる危険性があります。
【治療法・予防法】
歯石除去、口を消毒などを行います。
歯石を取り除くことが大切です。定期的に歯石除去が必要です。
進行すると歯がグラグラしてこれは固定するか抜くかになります。
どちらにせよ、病気が進行すると治りにくいので日頃からの治療が大切なのです。
まとめ
口の中の異常はビタミン不足であったり、何らかの栄養が欠けてしまうと起こります。
食事に偏りが無いように注意しましょう。
ドッグフードを適量与える事で予防がする事ができます。
歯の病気は、歯の手入れに問題があります。
虫歯予防、歯槽膿漏、歯周病などを防ぐためにも定期的に歯磨きを行いましょう。
犬が虫歯になってしまったら動物病院で治療をしてもらいます。
歯を抜く場合もあるので虫歯にさせない為に、食事に気を付けましょう。
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