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犬種別子犬が掛りやすい病気

(犬によってかかりやすい病気がある)
(犬によってかかりやすい病気がある)

子犬と成犬では掛りやすい病気が異なってきます。

 

人も大人と子供では免疫が違うので大人では掛りにくい病気でも子供はすぐに掛ってしまいます。

 

犬でも同じ事が言えます。

 

犬は犬種により注意する病気が異なってきますが、子犬でも同じです。

 

ここでは代表的な犬種別の子犬が掛りやすい病気を一覧にしました。参考にしてみてください。

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犬種別、「子犬」が掛りやすい病気一覧

(代表的犬種で紹介)
(代表的犬種で紹介)

ポメラニアン

心奇形 肩甲間接脱臼 心臓弁膜症 膝蓋骨脱臼 気管虚脱 環輪亜脱臼 

 

チワワ

膝蓋骨脱臼 水頭症 気管虚脱

 

トイプードル

 

膝蓋脱臼 軟骨形成不全 外耳炎 心臓弁膜症

 

ミニチュアダックスフンド

椎間板ヘルニア 脈絡膜形成不全 網膜形成不全

 

シーズー

角膜炎 流涙症 毛包虫症 外耳炎

  

コーギー

椎間板疾患 尿結石 白内障 進行性網膜萎縮

 

ヨークシャテリア

膝蓋骨脱臼 気管虚脱 環輪亜脱臼

 

パピヨン

心臓弁膜症 膝蓋骨脱臼 乳歯遺残

 

ラブラドールレトリバー

股関節形成不全 肥大性骨異栄養症

 

ゴールデンリトリバー

股関節形成不全 甲状腺機能低下症 膿皮症

 

ボーダーコリー

アトピー性皮膚炎 網膜萎縮 股関節形成不全

 

柴犬

膝蓋骨脱臼 アトピー性皮膚炎 認知症 進行性網膜萎縮

 

ビーグル

口蓋裂 突発性てんかん

 

ミニチュアシュナイザー

アレルギー性皮膚炎 膀胱炎 腎炎 尿路結石

 

マルチーズ

心臓弁膜症 膝蓋骨脱臼 水頭症

 

パグ

鼻腔狭搾 皮膚炎 目瞼内反症

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部位ごとの気を付けるべき点

(耳・目・鼻・口・皮膚・その他で気を付けるべき病気)
(耳・目・鼻・口・皮膚・その他で気を付けるべき病気)

子犬は免疫力が弱いので注意する病気が沢山あります。

 

免疫力が付くまでにかかりやすい部位ごとの病気を解説します。

 

しかっりと理解して病気から守ってあげましょう。

 


犬の耳は子犬だけに限らず成犬でも注意しておきたい部位です。

 

犬の耳は湿度も温度も高く湿りやすいので病気に掛りやすくなります。

 

とくに毛が多い犬や、耳が垂れた犬は通気性も悪くなりウィルスが繁殖しやすいので注意が必要です。

 

耳で注意する病気

・外耳炎

・内耳円

・中耳炎

・耳かいせん

 

 


子犬の目が涙で溢れていたり、目ヤニが多く出ている場合は病気の可能性があります。

 

原因は家に迎え入れたばかりで環境に慣れず不安から体調を崩している事が挙げられます。

 

その他外傷により目の病気に掛っている事もあります。

 

特に、目が大きくて飛び出ているような犬種(シーズーやペキニーズ)は注意して下さい。

 

目が大きい犬は傷付けやすいので、その点も考慮しましょう。

 

目で注意する病気

・白内障

・角膜炎

・結膜炎

 

 


犬の鼻は乾くと「病気である」や「体調不良の証拠だ」等と聞いた事あると思いますが、

 

実はあまり病気の判断基準とはなりません。

 

熱を持っている場合は体温が上がり鼻が乾く事もありますが、元々鼻が乾いており、濡れにくい犬種もいます。

 

子犬の場合は鼻水が出ていないか注意して下さい。

鼻水は子犬にとっての病気のサインです。

 

鼻で注意する病気

・鼻炎

・ジステンパー

・ケンネルコフ

・口蓋裂

 

 


子犬の頃から人の食べるお菓子ばかり与えていると虫歯になります。

 

さらに成犬になってからも歯周病になりやすい歯に成長してしまいます。

 

子犬の頃からしっかりと歯磨きで歯の手入れをし、綺麗に保ちましょう。

 

口で気を付ける病気

・口内炎

・乳歯遺残

・歯内炎

 

 

皮膚


深い毛で覆われた犬は皮膚の様子がよく分かりません。

 

毛をかき分けて定期的に皮膚の様子を観察しましょう。

 

ノミやダニが付くからと言ってシャンプーのし過ぎは、皮膚病を起こす原因となります。

 

シャンプーはほどほどにし(月に2~3回)、洗い過ぎは皮膚に悪影響をもたらす事を覚えておきましょう。

 

皮膚で気を付ける病気

・犬かいせん

・ノミアレルギー性皮膚炎

・膿皮症

 

 

その他気を付ける病気

・タマネギ中毒

・食べ過ぎによる下痢

(子犬は消化不良を引き起こしやすい)

・寄生虫 

・尿路結石 など

 

まとめ 

 

子犬は成犬と異なる病気に気を付けなければいけない

 

部位ごとで注意する病気もある。

 

耳・・・清潔に保つ。ノミ・ダニが潜んでいる事も

 

口・・・歯をきれいに保つ。人の食べるお菓子を与えない

 

目・・・傷がつかないように注意。目ヤニ・涙は病気のサイン

 

鼻・・・乾いている=病気 は間違い。ただし熱を持っていると乾きやすい

 

皮膚・・・シャンプーのし過ぎに注意。

 

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