老犬になると起こりやすくなる病気に白内障や緑内障があります。
他には、目を傷つけてそれが引き金になる角膜炎や結膜炎などがあります。
それぞれの原因や症状、対策を学び、愛犬を目の病気から守ってあげましょう。
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【原因】
ケガや外部の刺激、細菌やウィルスによって起こる病気です。
黒眼を覆う角膜や結膜は異物が付着しやすくなります。
喧嘩で怪我をしてしまったり、犬が自分で引っ掻いた刺激や、シャンプーが目に入り刺激を受けたり、ウィルス感染などでも起こってしまいます。
【症状】
目が真っ赤になり腫れあがります。
外見に出る症状なのですぐに確認が出来ます。
犬は、しきりに目を掻いたり、瞬きをします。
涙も沢山出てきて目の周りが濡れます。
角膜炎は放っておくと角膜が白く濁り進行していくと目が赤くなります。
結膜炎は瞼を裏返すと赤くなっていたり充血したり腫れあがります。
【治療法・予防法】
異物による物理的刺激が原因の場合はそれらを取り除く所から始まります。
炎症を抑える目薬をさして治療は完了します。
感染症の場合は、抗生物質や目薬や軟膏を使用して治療します。
シャンプーなどの化学物質が原因の場合は目の洗浄を行います。
【原因】
老化によるものがほとんどの透明な水晶体っが白く濁って来る病気です。
中には怪我やホルモン異常、糖尿病、中毒などで起こる事があります。
6歳以下で白内障になる場合は遺伝的な物とされています。
【症状】
水晶体が白く濁り、目が白い犬になります。
目が白くなると光が通りにくくなり視力障害が現れます。
白内障を発症すると目が見えにくなる為、
よろけたり真っ直ぐ歩けなくなる事があるので散歩する時には注意しましょう。
【治療法と予防法】
薬を使って進行を遅くします。水晶体の濁りがひどい場合は手術で摘出をします。
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【原因】
眼房と言う角膜と水晶体の間にある部分を満たす房水が増えると起こります。
眼圧が上がり、視神経を圧迫して視覚に障害が現れます。
【症状】
視力低下や目の色が赤色や緑色っぽく見えます。
外見から判断出来る病気です。
放っておくと眼球が大きくなったり、視神経や網膜が圧迫され視野が狭くなるので目が見えずらくなります。
そのままにしておくと視力を失います。
【治療法・予防法】
瞳孔を閉じる薬や、利尿作用のある薬を使って房水の排水を行います。
また、手術によって治療も行えます。
犬の目の病気で怖い病気なので発覚したら早急に病院につれて行きましょう。
まとめ
目の病気は、眼球に傷がつく事が引き金になり様々な病気を引き起こす。
目ヤニが多かったり、 涙が多くでる場合は何らかの病気のサインの可能性がある。
目の大きい犬は傷つき易いので傷がつかないように気を付ける。
【目の中に毛や埃が入っている場合は?】
目の中に毛や埃が入っている場合はそのままにしておいて大丈夫。
犬の目は強いので、ごみが入っても気になりません。
無理にゴミ、ほこりを除去しようとすると反って傷つけてしまう事があります。
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