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犬のお菓子や、フード、または犬の歯石除去フードなどにキシリトールが入っている事があります。
実は、犬にとってこのキシリトールがチョコレートの100倍もの毒物だと言う事が最近分かっています。
キシリトールは犬に食べさせると最悪命に関わる程の危険性があると言う事を覚えておきましょう。
ではどのような食べ物にキシリトールが含まれているのでしょうか?
また食べてしまうとどのような症状になるのか?
誤って食べてしまった時の対処法等を順を追って見て行きましょう。
身近にあるキシリトールを含む食べ物を紹介します。
まず、キシリトールで有名なのはガムです。
それ以外にはイチゴなどのベリー類、そして広葉樹などに含まれています。
キシリトールは植物から採取されます。
糖やアルコールなどの一種でして人間には耐性があるのですが犬には全くありません。
・ガム ・ミント ・ピーナッツバター ・メラトニンの睡眠薬 ・歯磨き粉 ・イチゴ ・ベリー類 ・プラム ・カリフラワー ・白樺 ・樫 ・さくら ・ケヤキ ・ブナ |
犬が食べると、急激にインスリンが分泌されます。
その結果低血糖症状を引き起こして発作を起こし、肝不全・脳障害へと繋がって来ます。
また、急に嘔吐をしその後昏睡状態に陥りそのまま命に関わって来ることもあります。
急いで動物病院へ連れて行きましょう。
自分たちで対処するよりも一刻も早く動物病院へ連れて行く事が大切です。
理由は
犬がキシリトールを食べると急激にインスリンが分泌され低血糖に陥ります。
人の場合は、低血糖の場合は砂糖やチョコレートを食べれば血糖値が上がりすぐに回復しますが犬は、砂糖を食べてもすぐに効果は出ません。
低血糖の症状は、ぐったりしたり、元気がなくなったりします。
この状態が長く続きます。その後痙攣が起きます。
犬にはチョコレートも食べさせられませんし、糖をとってもすぐに効果がでません。
その為、
とても大切な事なのですが、犬にとっての毒物となる物を知らない飼い主さんが多いのは事実です。
玉ねぎやチョコレートも絶対に与えては行けません。
事実、キシリトールガムを飼い主の目を離した隙に犬が食べてしまいそのまま命を落としてしまう事故が多発しています。
この為、アメリカの動物虐待防止協会(ASPCA)では2004年に初めて警告を発しています。
日本では、動物病院へ行っても、ブリーダーからも、大手ペットショップで犬を購入しても注意などをしてくれません。
私たち自身が予め知識を持っておかなければならないのです。
人間にとって酸を出さないので虫歯になりにくく、さらに甘くて美味しい甘味料として有名です。
甘さも感じさせてくれるのにも関わらず、カロリーは砂糖の半分程度と言う優れものです。
この為、ガムを含め色々な食べ物にキシリトールが入っています。
中には犬のお菓子などにも入っている事があるので注意が必要です。
下記のリンク先に人と犬の食べ物でキシリトール入りの物をまとめています。
キシリトール入りの食べ物はメーカーによると、パッケージに【キシリトールを含んでいる】旨を表示しており、それらは全て人間用に作っているとの事です。
つまり、人以外の動物用には作られていないと言う事になります。
キシリトールは犬だけでなく、猫や猿、ヒヒなどにとっても毒物になるとの説もあります。
室内で犬を飼っている時は、犬の近くにキシリトール入りのお菓子を置いておかないようにしましょう。
特に子犬期の犬は好奇心旺盛で落ちている物は何でも口にします。
また、キシリトール入りのお菓子は香味料も使っており、
犬にとって美味しそうな匂いがする為とても興味をそそられます。
大切な愛犬が中毒を起こさない為にも今一度身の回りの物を整理してみて下さい。
まとめ
犬にとって与えてはいけない食べ物
・キシリトール ・カカオ類 ・ネギ類 ・生肉
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