ワイヤー・フォックス・テリアとは
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勝気で活発な根本的なテリア気質な犬です。
ショードッグでは最高峰の能力を持つ優秀な、狩猟犬です。
ワイヤー・フォックス・テリアと、スムース・フォックス・テリアの2種類がいますが、別の犬種です。
違いは、毛の固さになります。
呼び名は様々で「ワイアーヘアード・フォックス・テリア」や「ワイア・フォックス・テリア」とも表記される事があります。
特徴と性格
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一般的には白にグレーの斑、もしくはブラウンの斑があります。
薄いグレーの斑も中にはいます。中には、真っ白なタイプ(斑がない)も生まれてくる事がります。
もともとキツネを狩る仕事をしていた犬で名前の由来になっています。
キツネの相手をしていたので警戒心が強く体力が非常にあります。獲物を追いかけて走り回る為に生まれて来たと言っても過言ではないくらい元気いっぱいです。
活動性、冒険心も高く、勝気で独立心が強くいたずら好きな面もみられます。従順性はあまり高くないのでしつけが難しい犬です。
知らない人には距離をとって接する事が多いです。
スムース・フォックス・テリアに比べ、ワイヤー・フォックス・テリアの方が少々気が強く、喧嘩っ早いところがあるようです。
ワイヤー・フォックス・テリアの毛のタイプは2種類存在します。
・手触りが気持ちよい、なめらかなで短毛のスムース・タイプ
・針金のように固い毛が特徴の剛毛、ワイアー・タイプ
この2種類は別の犬種とされています。
ワイヤータイプはスムースに比べて20年程遅れてショーに初めて登場しました。
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基本データと一口メモ
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原産国:イギリス
体重:7~8キロ
体高:38~39センチ
毛色:ブラック、ブラック&タン、ホワイト、ホワイト&グレー、など等
運動量の多さ:4
抜け毛:2
吠えやすさ:4
しつけの難しさ:4
人気:3
価格:3
散歩時間:15~20分
寿命:10~13歳
ワイヤー・フォックス・テリアの一口メモ
毛質が固いです。このワイヤーコートを保つためには専門のトリマーに依頼しましょう。
ショーに出す事を考えている場合は、手で丁寧にむだ毛を取り除く「ストリッピング」が必要です。
バリカンやハサミでムダ毛を取り除くことを「クリッピング」と言い、ショーに出さない場合はこれで充分です。
被毛は、週に2〜3回コーミングをしましょう。さらに毎月のトリミングも必要になってきます。
スムース・フォックス・テリアとでは、ワイヤーの方が人気が高い犬種になっています。
その他、この犬をさらに小型化したレークランド・テリアと言う犬種も存在します。
似ているため、よく間違えられる犬種です。
気を付けたい病気
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膝蓋骨脱臼 肩脱臼 皮膚疾患 二重睫毛 眼科検査
ワイヤー・フォックス・テリアの歴史
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ワイヤー・フォックス・テリアは名前の通り、キツネを仕留める非常に能力が高い猟犬でした。
スムース・タイプとワイアー・タイプの2種類いるが、それぞれ異なった歴史を持っていると認識されている。
毛の固い、ワイヤー・フォックス・テリアは、ラフ・コーテッド・ブラック・アンド・タン・テリア(ウェールズに生息)が基になっている。
当時、様々な被毛を持つ、フォックス・テリアを作るべく異種交配が盛んに行われた。
その成果は早い段階から現実となり、現在の美しい白い被毛タイプのワイヤー・フォックス・テリアが誕生された。
人気が出たのは第二次世界大戦後と言われており、
1985年(アメリカ・フォックス・テリア・クラブ」の創立百周年)アメリカンケネルクラブがワイヤータイプとスムースタイプを異なる犬種として認定した。
その後、この犬は様々なショーで栄誉や賞賛を獲得している。現在では最高のショードッグとも呼ばれている。
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