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あらゆる場面で融通が利く犬のしつけ「マテ」
あらゆる場面で融通が利く犬のしつけ「マテ」

ダックスフンドにしつけの基本「マテ」の教え方を解説します。

 

しつけは犬と信頼関係を楽しく築くものです。

 

効率よく覚えさせるには飼い主が楽しんで行う事が大切です。

 

初めて犬を飼う方でも簡単にしつけられる「マテ」。

 

そのしつけ方を見ていていきましょう。

「マテ」=待て しつけの基本!

犬が興奮している時や来客が来た時、ドッグラン内など、あらゆる状況に応じて使う事ができる【待て】を覚えさせましょう。

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【マテ】の教え方

「マテ」は、飼い主の指示で、その場から動かずに犬をじっと待たせるトレーニングです。

 

指示を受けてじっと待ち、ヨシの言葉で指示が解除されます。

 

「ヨシ」の指示が飼い主から出るまで、犬に「待たなくちゃ」という義務感を持たせましょう。

 

信頼関係を強めるトレーニングにもなります。

これをマスター出来れば30分でも1時間でも犬は待てるようになります。

 

ただし、長時間同じ姿勢で待たせるのはストレスになるので止めましょう。

犬のしつけ「マテ」はどのような時に使う?

マテは、あらゆる場面で使えます。

 

例えば犬を多頭飼いしている場合、犬にご飯を上げる順番があります。

 

この時に他の犬を待たせる時にも有効です。

 

他には、散歩中狭い道を他の犬とすれ違う際に、マテを行ない犬を興奮させずすれ違いを待たせる事が出来ます。

 

ドッグランに入る時に、他の犬が入る順番を待つことも出来ます。

 

上で挙げたのはほんの一例です。

 

多くの場面で役立つので覚えさせておいて損はありません。

 

犬は、ご飯や、他の犬を見た時、ドッグランに入る時などとても興奮します。

 

興奮して暴れる事もあり、これが思わぬ事故に繋がる事もあります。

 

何かの動作に取り掛かる前に「マテ」で一呼吸置く事は大切です。

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【step1】ワク内で待てるようにします。

リードで誘導し、犬をワク(枠)内に入れます。

(ワクは下記画像参照)

 

おやつやフードを手に持ち「スワレ」で犬を座らせ、そのまま「マテ」と指示を出します。

 

最初は1~2秒から始め、徐々に待つ時間を伸ばしましょう。

※ワク(枠)の参考↓


【step2】待たせた状態でワク外をまわります。

step1で「マテ」が出来るようになったら、

ワクの中で待たせた状態で周りをまわってみましょう。

 

右回りや左回り、左右に動いたりします。


【step3】ワクなしで待たせましょう。

ワクを広げた状態でstep1~2の練習をしたら、

ワクを外して待たせてみましょう。

 

「マテ」で待たせたあと、リードの長さぶん離れ、

少しずつ待たせる時間を延ばしていきます。

 

出来たら、よく褒めご褒美を与えましょう。

 


【step4】犬を待たせたまま、周りをまわります。

「マテ」で犬を待たせた状態で、ゆっくり一歩ずつ犬の周りをまわります。

 

ワクがなくなってしまうと注意も散漫になってしまい、

とくに背後にまわった時に動いてしまいがちです。

 

その時はリードを軽く弾いて、再度「マテ」の合図を送りましょう。

 


【step5】徐々に距離をあけ、時間を延ばしていきましょう。

step4で左右にまわる事が出来たら、

リードを置いたり外したりし、徐々に距離と時間を延ばしていきます。

 

待てる時間が長くなってきたら、

飼い主の姿が見えなくても待てるようにします。

 

物陰から静かに見守り、犬が動いてしまう直前に戻り、再度「マテ」と指示を出します。

 

出来るようになったら、外でもロングリードを使い練習しましょう。

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