素人がダックスフンドを自ら交配させるのは、中々難しい事です。
どうせなら自分の愛犬の子供が欲しい物です。
そして障害のない、元気な子を産ませたいですね。
ここでは交配のノウハウについて解説して行きます。
毛色や毛並など自分の好きなダックスフンドに限りなく近づける方法を伝授して行きます。
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犬を交配をさせる前に、まず交配の基礎を理解しておきましょう。
まず、
ダックスフンドには、スムース・ロング・ワイヤーの3種類の毛並が存在しますが、毛質をしっかりと守る為にも同じ被毛の種類の子同士の交配が原則となっています。
これは、生まれて来る子に障害を残さない為にも重要な事となります。
そして、
当然ですが、親子や兄弟同士の交配は避けなければなりません。
レベルの高いブリーダーがダックスフンドの被毛をアレンジする為に違う毛質の子同士を交配させる事はありますが、素人の場合は、同じ被毛同士で交配しましょう。
・ロングヘアーはロング同士
・スムースはスムース
・ワイヤーはワイヤー同士
毛の色は祖先や遺伝に左右されます。
つまり、あまりにも毛の色合いが違う子同士が交配すると、
先天性疾患を持った子が生まれてしまう可能性があります。
例えば、
・心臓疾患
・視覚障害
・聴覚障害
などです。
ここではお薦めの毛の色の組み合わせを紹介します。
経験豊富なブリーダーであれば毛の色も自由に組み合わせる事ができるのですが、素人であれば無理に他の毛の色の子と交配させない方が良いでしょう。
・ゴールド×ゴールド
・ブラック×ブラック
・レッド×レッド
・クリーム×クリーム
・チョコ×チョコ
・クリーム×ゴールド
・レッド×ブラック
・チョコ系×クリーム
・チョコ系×ゴールド など
基本的には同じ色合いの子同士なら大丈夫です。
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ダップルとはダックスフンドで言うと、
毛の色がグレーや白に近い色に色が抜けているカラーの事です。
外見はランダムに自然と色が抜けている為、
斑になっておりその色合いが美しく感じさせてくれます。
因みにダックスフンドでは「ダップル」、
シェルティでは「マール」と呼びます。
このダップル色のダックスフンド同士を交配させると危険なのです。
心臓疾患、視覚障害、聴覚障害など先天性の病気を持って生れて来る確率がおよそ1/4程と言われています。
また、全身真っ白な子も生まれる場合があります。
素人がダップルを組み合わせるのは止めておきましょう。
ダックスフンドだけに限らず他の犬種でも同じ事が言えますが、
交配する時はは双方の犬の血統書をしっかり確認してから行いましょう。
特に、ダックスの交配はとても難しいのです。
毛色や毛並もそろえる事も大切ですし、ダップル同士の交配も危険です。
もし不安が少しでもあるなら、経験豊富なブリーダーへ相談をしてみましょう。
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