ホーム > ダックスフンド > 病気予防と対処法と原因 > シャンプーの仕方
ダックスフンドはどの被毛も濡れても扱いやすいので、家庭でシャンプーをしやすい犬種です。
目安は2週に1度。
水温は、38℃くらいのぬるめのお湯を使うのが基本です。
犬は汗腺がほとんどない為、熱いシャワーを長時間かけてしまうと熱中症のようにぐったりしてしまいます。
夏場は35℃くらいの低めの温度にするなど、季節によって調節するのがベストです。
スポンサード リンク
シャンプーは、コーミング~ドライヤーまでを合わせた一連の流れで行います。
手順とポイントは押さえて、
短い時間で犬への負担を減らしましょう。
コーミング | 毛のもつれをとる | ポイント【1】 |
シャンプー | シャンプー液の用意 | ポイント【2】 |
シャンプー液をつける | ポイント【3】 | |
前半身を洗う | ||
後半身を洗う | ||
シャンプー液を流す | ||
リンスで仕上げる | ||
タオルドライ | ||
ドライヤー | 全身をくまなく乾かす | ポイント【4】 |
もつれた毛のまま濡らしてしまうと、さらに固く毛玉になっていしまいます。
固まってしまった毛玉はとけなくなってしまいます。
シャンプー前にコーミングをし、
先にもつれを解消してあげましょう。
シャンプーやリンスの中には、
薄めて使用するものもあります。
使用法を確認し、薄めるタイプはあらかじめ水で薄めておきましょう。
まず、頭や背中などの、
高い所から液剤やお湯をかけます。
毛の流れに沿って低いところへと流れるので、効率よく行き渡らせる事が出来ます。
リンスを流した後は、
新しいタオルを取り替えながらしっかり水気を取ります。
タオルは2枚以上は用意しましょう。
先にしっかり水気を取っておくと、
ドライヤーの時間が短縮でき、犬への負担も減らす事が出来ます。
スポンサード リンク
35~38℃の人の手で少しぬるいと感じるくらいが目安です。
頭部から背中へ、毛の流れに沿って上から下にかけていきます。
この時、犬がシャワーを嫌がる場合は、
シャワーヘッドを体にそわせるようにかけると水の刺激が少なのでおすすめです。
シャンプー液(必要に応じて薄めておく)を、
頭から背中へとかけます。
目に入らないように、手で押さえる事を忘れないようにしましょう。
顔でシャンプーを泡立ててしまうと、
目や口にシャンプー液が入ってしまい犬に不快な思いをさせていまいます。
後頭部で泡立てた泡を少しとり、顔を洗いましょう。
洗い残しのないように、
犬を手元に引き寄せて洗う部位を確認しながら洗います。
前足は両手で包んでもみ洗い、
お腹は手で上から下へとこすり洗いをしましょう。
手を足の付け根に差し込み、
関節が可動する範囲で脚を後方いに持ち上げます。
両手の親指で皮膚の表面を撫でるように手早く洗います。
手を移動させながら、
脚の付け根から足先までもみ洗いをします。
しっぽやおしりは、日々汚れが付きやすいところです。
しっぽを持ち上げて、
おしりからしっぽの先に向かって洗います。
肛門を指の腹でこするように洗います。
付近の被毛についた汚れも一緒に洗い落としましょう。
肛門のうとは、犬が自分のにおいを付ける為の器官です。
肛門の左右斜め下にあり、
においの強い液が分泌されます。
小型犬はおしりの筋力が弱く自力で分泌液を出す事が出来ないので、飼い主が出してあげなければなりません。
溜め込んでしまうと炎症を起こす可能性もあるので、注意が必要です。
肛門のうは、肛門を正面にして時計の4時と8時の場所にあります。
肛門に向かって、親指と人差し指で押し上げ、しぼった後はすぐにシャワーで流しましょう。
この分泌液は、臭くて周りに飛び散るので、シャワーの際にしぼり出してあげるのがベストです。
シャンプーを流す時も、
頭かたお湯をかけると毛の流れをつたって早く流せます。
頭部を流す時は、お湯が入らないように目をおさえながら、少し頭を持ち上げて流しましょう。
体は、、手にお湯を溜めてからジャブジャブとかけ洗いをします。
地肌についたシャンプー剤までしっかりと落とし、すすぎ残しのないようにしましょう。
リンスもシャンプーと同じ要領で、
頭からおしりの毛流に沿って、手で馴染ませいきます。
リンスを付ける事により、
被毛がなめらかになりツヤが出て、毛が絡まりにくくなります。
しかし、洗い残しは皮膚のかぶれのもとになります。
すすぎは全身、毛の根元まで、ぬめりが残らないように完全に流し切るようにしましょう。
十分にリンスを流したら、
タオルを何度か取り替えながらしっかり水気をとりましょう。
この作業で半分くらいは乾き、ドライヤーの時間を短縮出来ます。
胸やお腹は飾り毛が多く生えているので、
念入りに乾かしましょう。
耳や足などは、タオルで包むようにして拭きます。
足元には流した液剤が溜まるので、
最後に指の間までしっかり洗い流しましょう。
スポンサード リンク