よく、ネット等で多い質問なのですが
ポメラニアンをバリカンで刈ると毛が生えて来なくなったとよく聞きますが、今回はその事について解説して行きます。
私も過去に何度もバリカンでポメラニアンの毛を刈った事があります。
特に夏場はあのフワフワの毛が見るからに暑苦しくて、可哀想になりバリカンを使用して、丸刈りにしてました。
夏場にポメラニアンを刈ると涼しそうに見えますし
外見がもこもこして可愛く見えます。
バリカンを使用して毛を一気にカットすると
フワフワだった毛が無くなり
短くなり肌触りが固く感じます。
そして
元の毛の長さに戻るのに相当な時間が掛ります
半年経ってもまだ充分な長さに達しないでしょう。
元々毛がふわふわしていた子に慣れている飼い主は
毛が伸びて来るのが遅いので生えて来なくなったと勘違いしやすいのです。
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ポメラニアンをバリカンで刈ると毛が生えて来なくなると言うよりは、元の長さになるまでに時間が相当掛ると言うのが正解です。
その間に焦った飼い主がポメラニアンの毛をバリカンで刈ると生えて来なくなると勘違いしたのです。
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バリカンでポメラニアンを刈っても毛はきちんと生える |
この件に関して注意点があります。
バリカンで刈ると毛質が変わってしまいます。
今までフワフワだった毛が、どことなく固い感じに変わるのです。
艶と色合いもパサパサしたような状態になります。
この状態は老犬のポメラニアンをバリカンで短く刈ると多くみられます。
子犬の頃にしっかりとタンパク質を摂る事により、長年掛けて生き生きとした毛に育った毛を
一気に刈ってしまうので、毛質がリセットされてしまうのです。
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老犬になり丸刈りにすると1から毛に栄養を与えなくてはいけません。
しかし老犬は子犬の頃のように栄養を充分摂れません。
肥満の原因にもなりますし栄養を上手く消化ができなくなっているからです。
老犬には老犬用の食事方法があるのです。
老犬期の食事では1から毛を育てるには栄養が充分に足りません。
この為、老犬期に毛を刈ってしまうと、毛質や艶が衰えてしまうのです。
成犬期でも同じ事が言えます。
成犬期でも子犬と同じような食事を与えているとブクブク太ってしまうのでそこまで栄養を与えすぎてはいけません。
栄養をしっかり与えられないと毛に艶もはりも出てきません。
故に、バリカンで毛を刈ると毛質が変わってしまうと言う事が起きるのです。
特にポメラニアンは毛質や艶、色合いが非常に特徴的な犬なので目立ってしまいます。
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・ポメラニアンの毛をバリカンで刈ると毛が生えなくなるは間違いで、 毛がしっかり生え揃うまで相当な時間が掛る、そして毛質が変わるが正解。
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この事もあり、バリカンを使い、毛を刈る事はお薦めできません。
夏で暑苦しくても犬の毛は勝手に夏用に生え変わります。
日本の暑さにも耐えられようになっているので無理に毛を刈る必要はありません。
産まれ待った毛質で、今まで大切に育てて来た毛を大切にしてあげましょう。
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